猫の街に行く方法
こんにちわ。どら猫ライダーみぃごろーです。
1Q84に出てくる「猫の街」ですが、意味としては1Q84と同義ということのようでした。天吾は1Q84を猫の街として捉えていたようです。
別の意味合いとしては、小説中に出てくる死後の世界という意味あいもあるのでしょう。
まあ、現実世界とは別の世界ということです。
奈良街の「もちいどの商店街」
奈良街の「もちいどの商店街」というところがありまして、シャッター通りというわけではないのですが、静かな商店街です。静かな商店街というのも変ですが、春日大社の大宿所(おおしゅくしょ)という場所があり、周に一度、雅楽の練習の音が聞こえてきます。
繁盛している感じの商店はありません。最近、ときどきつぶれる店もありますが、なぜかほとんどの古い店はほそぼそと続いています。
サテライトのFMスタジオが弁財天の広場の前にできましたが、それでにぎやかになったという感じもありません。不思議な場所です。独自の霊気のようなものがあります。
夜間はいっそう人影もまばらになり、猫たちもたむろしています。
猫の街への入り口があるのでしょう。
この商店街、細い横道がいくつかあってたまに気まぐれに入っていくと古い不思議な町並みに入っていきます。
へえー、こんな道あったのかとかということもありまして、私のお気に入りの場所です。
ある日、初めて見る道があって、入っていったら「猫の街」につながっていてそのまま別世界に行くのでしょう。
24時間営業の国道沿いの古本屋
24時間営業の古本屋といっても別段めずらしくもないのでしょうが、奈良街から南へ10キロばかり行ったところにも異次元世界があります。
騒々しい国道沿いの飲食店の地下エリアに24時間営業の古本屋があるのです。
プールバーもあって、タバコの煙や近くのどぶ川の匂いがもろに漂っていて非常に不気味な空間です。
いつも、終夜、あんまりまじめそうでない人たちがビリヤードをやっています。ゲームコーナーもあって決して安全な場所とはいえません。
そこにですね、結構大きなスペースで古本屋があります。
ふと、そんな場所に入っていくことがあります。
古い子ども向けアニメの絵本があったりするのですが、これが変に不思議。
私の知っているその古いアニメとキャラクターやらはもちろん同じで、正式な出版物なのですが、なにかまったく別のものに感じてしまう。
本当に、これって私の知っている懐かしいキャラなのかな、もしかしたら別世界の別のキャラかも。
それとは別に、スティーブン・キングの「IT(イット)」というホラー映画のレーザーディスクが置いてあります。
これなんかは逆に、そのまま映画の中から大蜘蛛が出てきそうな感じです。映画の世界そのものにいるみたい。
でも「IT」自体、ホラーではあるけれど、変にファンタジー的なところもありましたが、そのあたりもこの場の雰囲気にそっくり。
まあ、この古本屋もある意味、「猫の街」です。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。
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