バイク用撥水シールドの貼り方

こんにちわ。どら猫ライダーみぃごろーです。

昨日の記事で書いた、食品用ラップを使った撥水シールドについて書きます。

雨天の夜間時における危険な視界不良の対策として、私は個人的に今までいろいろな方法を試してきました。

 

まず普通にワックスをかけてみるとかですが、バイクにウィングシールドやカウリングがある場合はある程度の速度があれば水滴は流れていきます。

しかし、これも最初の内だけですぐににワックス膜がダメになってくる上に、渋滞やら信号で停止している間に見る見るうちに水滴がヘルメットのシールドを覆ってしまいます。

さらにこの方法はウィングシールドが無いと全くつかえません。じきにやらなくなりました。

 

次に普通に市販のバイクヘルメット用の撥水剤を購入して、使用してみました。

これは、塗布が非常に難しい上に、虫がつくとたちまちダメになりました。結局使わなくなりました。

 

次は奥の手です。食器洗い用中性洗剤を表面に薄く塗布します。

多少ぼやける感じかしますが、水滴が洗剤に溶け込んで、ある程度クリアーな視界は確保できました。ただし、効果は非常に短時間で普通程度の雨で20分程度です。20分ごとに洗剤液を染み込ませたティッシュで洗剤膜を補強追加する必要があります。信号停止のタイミングで行います。ポケットなどにティッシュペーパー3~4枚程度に洗剤をたっぷり染み込ませたものを入れておく必要があります。

 

実はこの方法、視界が一番良好です。水滴が消えます。

 

車用の撥水剤

車のガラスのフロントガラスに塗布するタイプですが、製品の注意書きにもあるように、樹脂製のヘルメットシールドには使用できません。

 

もうすぐ梅雨期がいつのまにかせまっています。

飛行機の時速800km~1000km以上の風圧にもしつこくへばりつく水滴の対策をしなくてはなりません。

 

バイク用ヘルメットのシールドは球面

で、自分が今一番気に入っているのが食品用ラップの撥水シールドです。このブログで何度も紹介しています。最初は虫の死骸対策だったのですが、偶然撥水効果があることを発見しました。

雨が降ってきても水滴が小粒で、何もしていない夜間のシールドのように大粒の雨粒で何も見えなくなるということがありません。なんとか視界が確保されます。さらに、雨が激しくなると、40km/h程度の低速でもヘルメットの向きを軽く左右にむけると雨が流れていきます。

 

貼り方

今現在のヘルメットシールドはゆるい球面状になっています。そのためラップをそのまま貼ると皺だらけになって具合がよくありません。

コツがあります。

 

あらかじめ、サランラップなどをシールドの大きさにカットします。そしてシールドの左右どちらか半分だけにかるく貼り付けます。

そして、ヘルメットを台において腕で抱え込んで仮張りした反対側のラップを引っ張って張っていきます。

 

真横にそのまま引っ張ると必ず横皺が入ります。よって斜め上下にも同時に引っ張りながらシールドの半分側の端の方へ向けてラップを強く伸ばしながらはっていきます。

shield

 

 

気泡が入るのは無視してかまいません。視界には影響は少ないです。

皺もどうしても入りますが、写真の程度なら問題ありません。

 

これは、慣れとコツが必要ですが、すくなくとも視界の中心部分を綺麗に皺無く張ればかなりいい具合です。

この辺り、プラモデルで曲面にミラーシールなどを皺無く貼る要領なのですが、一度トライしてお試しください。

 

今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。

 

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