立ちゴケ4回目

こんにちわ。どら猫ライダーみぃごろーです。

昨日、またまた立ちゴケをしてしまいました。

 

細道のブラインドカーブでトラックが現れ、停止したところ路肩の溝に足を取られて左側に転倒です。

例の受身も何もできませんでした。

 

思えば、去年の今頃も立ちゴケをしています。桜の季節です。

この季節はとにかく団塊の軽がいっぱい出てきます。「60回以上も桜を見てもしょうがないでしょ、もういいじゃない。」と思うのですが、とにかく桜見物の車が大変多くて非常に危険を感じます。

 

皆様もどうかご用心下さい。

トラックの運転手にバイク起こしを手伝ってもらったのですが、「重いなこれ。何CC?」と言っていました。大型はやっぱり重いのですよ。

大型二輪を一人で起こすのは基本無理。誰かに助けを求めましょう。

 

大型二輪は立ちゴケするもの

と思うしかないようです。

今回はクランクケースのカバーに傷がついた程度で済みました。

 

左カウルはもともとツナギの膝で傷がついていたので、それほど気にはなりません。

土が緩衝材になったようです。クラッチレバーがずれていました。折れずにすんだのは、適度なトルクで締め付けられていたからです。

片山 敬済さんの著書に、「クラッチレバーとかは、転倒時に折れないように必要最少限のトルクで締め付けるのがレースの世界の常識だ。」、と書かれていました。それを実感しました。

 

一番最初に今のマシンで立ちゴケしたときに、左手の甲に消えない傷がつきました。CBR1000RRにも傷がつきました。

マシンと私は、傷でつながる仲なのでしょうかね。

 

まあ、つまり、バイクの傷は気にしないこと。

 

フロントの荷重が抜けている

ニュータイヤα14の皮むきが終わりました。α14

 

写真はリヤタイヤですが、かなり構造がソフトな印象です。ショルダーエンドまで磨耗痕がついています。

一方フロントは多少固めな感じがします。

 

昨日は日差しがあったので、路面温度が期待できるのでコーナーリングの感触を確認してみました。前の記事に書いたようなフロントが倒れこむような挙動は出ませんでした。

 

ブレーキングでフロント荷重をかけてタイヤを潰しているからなんでしょうか、コーナーでは安定感があります。しかし、普通の直進状態でなんだかフロントが落ち着かないというか違和感があります。

立ちゴケも結局、停止時にフロントがくるりと左に回る感じで転びました。

 

この現象、ふと思い当たるのが、1G’状態でのフロントの荷重配分が不足しているのではということです。

つまり、フロントフォークが伸びているようです。

昨年、バックステップにしてからフロントフォークのキャスターがつっぱっているような錯覚を覚えました。

これは、リヤ荷重が増えてフロントフォークが伸びているのが原因ではないかと思います。

 

三角の断面プロフィール形状のタイヤで、そのことが顕著に現れたのだと推測します。

 

対策としては、リヤサスペンションのプリロードを上げるか、フロントのスプリングを柔らかくするかのどちらかになると思います。

基本の車体構成はいじっていませんので、おそらくはサスペンションの調整で収まる現象だとは思います。

 

ここで慌てて、フォークの突き出しを増やしたりしたらマシンのバランスを壊してしまいます。

昔のRZ350Rでやったような荒療治はできません。

 

何だか今、モトGPみたいにマシンのセッティングに苦しんでいます。

今日もこのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

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