グラボに仕事をしてもらう

瞳の独り言

2021.7.25追記:こんにちわ。瞳です。この記事なんですが、なぜか定期的にアクセスがくるんです。多分、検索エンジンが仮想通貨のマイニングの記事と混同するのでしょう。この記事はマイニングとは関係ありません。

 この記事はマイクロソフト・フライトシミュレーターXの話なんですが、これもFS2020が登場し、4K画像でのレンダリングが常識になっている現在では話が合いません。

 YouTubeのキャプテンジョーさんの動画などを観ていても、FSXの時代とは隔世の感があります。今現在の最速グラフィックボードでもカクつきが出るところなんか、凄いデータ量の演算なんでしょう。まあ動画のカクつきは動画だけで出ているのだと思いますが、VRするとなるとグラボの2枚差しが必要なんでしょうかね。ハードの予算が相当なものになりそう。

 FS2020ではトムキャットが無くて、しかもFS2020のアドオンはF15イーグルもアフターバーナーやベイパーがしょぼくて、飛行特性にも致命的なリアリティ上の問題があるらしいので、わたしはまだ導入はしません。別のソフトのDCSでは、相当リアリティが実現しているらしく興味があるのですが、トムキャットF14BのHUDがどうなんだろう、と思うのですよ。なぜ速度と高度の表示が出ないんでしょうかね。本物がそうなのかもしれませんが、ちょっとクラッシックにすぎる感じです。どうせならデジタル化された時代の例えば厚木基地のトムキャットなど再現して欲しいものです。でもキャプテンジョーさんがトムキャットでスホーイをやっつけるところなんか凄いというか、リアルというか。実はですね、重くて動きが鈍いとされているトムキャットの旋回性はかなりなものなのだというところ、再現されているのですよ。航空情報誌(No.913 2019年10月号)によると、「翼幅荷重」という指標があって、トムキャットはF15EやF22Aを凌ぐ機動性を持っているのだそうです。

 FSXの今現在の存在意義

 FSXは、もうフレームレートも画質も完全に時代遅れなんですが、FSXの存在価値はまだあって。これ実は、大阪関西地方のシーナリーデータ(アドオン)かな、と思います。わたしの地元の空をF14Dで気楽に散歩できるというところでしょうか。FS2020ではまだ関空とか伊丹とか奈良とか八尾とかデタラメなところがあります。まあ、アップデートされていくんでしょうけど。でもそれだったら、「なんだGoogle Earthじゃん。」なんで、当分様子見です。FS2020ってやたら重そうなんですね、そんでもってジョーさんは「空がアップデートされていい。」とおっしゃっていましたが、確かに雲の層とかの表現は凄いのですが、これがまた重そう。ハードの負担って凄いんだろうな。

 

旧記事:こんにちわ。ブログみぃごろーです。

マイクロソフトのどうしようもないソフト、「フライトシミュレーターX」なのですが、これを動かすために3年前にハイスペックPCを構築しました。

このソフトが販売されたのが10年前。当時の最速CPUインテルCore 2 Quad(コアツークアッド)をもってしても重すぎて全く動かず、マイクロソフトがVistaの発売とともに変な方向に向かい始めておかしくなりはじめたころでした。

このソフト、10年前のソフトですので、そのままでは現在のマルチコアのCPUに対応できず、さらにはグラボの機能にもほとんど対応していなくて今のマシンでは満足に動きません。

そこで、FSX.cfgファイルというものを編集する必要があります。みなさん苦労しているようで、今でも世界中でいろいろソフトの構造が研究されていて、フォーラムでいろいろファイルのサンプルやその他の方法が公開されています。

私もそれでなんとかマルチコアCPUの4コア8スレッドで動作できるようにはしました。

CPUはインテルi7 4770kをオーバークロックしています。タスクマネージャーで見るとそれでも物凄い占有率で動作しています。

それですら東京羽田や大阪伊丹空港など、どうしてもフレームレートが苦しい。ファイナルアプローチでランウェイのセンターラインを狙っていく段階。かろうじて毎秒10フレームがやっと。ときどき一桁フレーム。ランディング時の機体コントロールの限界です。

でも、私のマシンでは、違うメーカーのアドオンソフト大阪関西空港は大きなデータであるにも関わらず、非常にスムーズに動作します。また、シーナリー設定の道路を走る車や海上の船舶などの量を最大にしてもCPUに負荷はかかりません。これはマシンの相性があるらしいと同時に、なんらかの条件でタスクがグラボにいっているのではないかと思っていました。グラボをもっと活用する何かの方法があるに違いないとはずっと思っていました。

Youtubeなどを観ても、世界のファンでも事情は同じらしく、FSXはフルHD画質でのスムーズな動作は無理があるというのが多くの見解でした。

これは、とりもなおさず現状ではグラボがほとんど活用できないソフトの性質によるものです。

3年前当時、高性能だったGTX-780のグラボはほとんど仕事をしていません。今でもなかなかの性能なのでなんとももったいない話です。

何とか、このグラボをもっと活用できないかな。

すると偶然FLY!!(http://flykerry.net/2017/fsx-tuning/)という記事を見つけました。今年の3月の日付のブログです。

FSX.dfgの記述サンプルが書いてあります。どうやらグラボが機能させられる方法があるようです。

やってみたら、おお!グラボが仕事をしているではないですか。そして、その分CPUの負担率が激減しています。

激重の東京羽田や大阪伊丹空港のランディング時ファイナルアプローチもスムーズ。

フライトスティックの微調整ができて滑走路のセンターラインを掴むことができます。まるで夢のよう。

landing

(マイクロソフト・フライトシミュレーターⅩアクセラレーション、(c)Northrop Grumman Corporation、F-14D for FSX:Acceleration by Dino Cattaneo)

画像は関西空港 6R着陸。横風が無いときはラダー(方向舵・二輪のステアリングに相当)はなるべく使わない主義です。バンクの微調整でセンターを合わせます。

そうすると、ランディングのとき左右に振られません。旅客機などで、着陸の瞬間大きく左右に振られることがありますが、あれは海風など横風があってラダーでセンターを合わせているからです。
札幌新千歳空港のアドオンを導入して、トムキャットで自衛隊のF15Jとフォーメーションフライトができるかも。

今日もこのブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

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