電熱ズボンの効果・外部バッテリー式

こんにちわ。ブログみぃごろーです。

かなり寒くなりました。以前の記事に書いたように、1月からの氷点下の朝早くのバイク出勤に備えておかなくてはなりません。

で、電熱式のウェア、ズボンを検討しました。

とにかく、バイクは手と太腿が冷えます。手はグリップヒーターとグリップカバーで何とか対処してきました。

今年はどうも、痩せたのか太腿が冷えるのが堪えます。まだ、気温0℃以上の今現在でも片道1時間ともなるとかなりなものです。

 

そこで今年は、電熱式のウェアを検討しました。

上半身は、従来どおりフリースとダウンジャケットの重ね着の上に雨合羽で完全に風をブロックします。

空気の層を作るのが基本です。長距離ともなると、バイク用冬物ジャケット単体では長時間持ちません。

熱というのは、物理的な量ですから、どんなに厚着しても風により表面から徐々に奪われてしまいます。

極論南極・北極用くらいのつもりでいないと本当に危険です。

 

さて、太腿の保温に関しては、去年までは、南海のウィンターパンツの上に雨合羽で何とか頑張りました。

しかし、今年はどうも無理っぽいので電熱パンツの導入を決心しました。

 

リチウムイオンバッテリー式中国製

さて、PCXのバッテリーは大変弱く、かつそろそろ弱ってきているようなので、グリップヒーターとあわせて電源を取るのは無理があると判断し、外部独立バッテリー式のものを探しますと、手ごろな値段のものがありました。

というか、1種類しかありません。さらに中国製です。

そもそも、バッテリーで電熱線の電源がつとまるのかとも思います。

 

でも、ダメもとで決心し、購入しました。今シーズンもてばいいや、という感じです。

サイズもXLにします。特に私は足が長いとかいうことはないのですが、なぜかノーブランドのバイク製品というのは、大きめを選んでちょうどいいのです。

で届いた製品。やっぱりXLで丁度いい。縫製も何かいい加減。大丈夫かなと思います。

しかし太腿の辺り、いい位置に電熱体があります。これは設計がいい。タイヤウォーマーを短くした感じ。

ただし広告の商品説明では、このままで寒い中走れるようなことを書いていますが、到底無理。薄すぎる。まあ、これは予測しておりまして、この上に南海のウィンターパンツを履く予定でしたので問題ありません。

 

実際の効果

スイッチを3秒長押ししますと、強での発熱を開始するとのことです。

ジーンズの上にこの電熱パンツを履き、その上に南海のウィンターパンツを履きます。朝の氷点下ではさらにこの上に雨合羽を履く予定です。

でもテストでは、南海のウィンターパンツまで。気温は0℃以上5℃以下といった感じ。

 

スイッチをいれます。するとリチウムイオンバッテリーの特性でしょう。すぐに暖かくなります。

ちなみに、グリップヒーターは暖かくなるまで20分以上かかります。

 

で、走り出します。最初はかなり暖かい。これはいい、と思います。

かなり寒い夜ですが、グリップヒーターはオフで様子を見ます。

 

「うん。いい感じ。まるでコタツに入りながら走っているかのよう。」

「衣食足りて礼を知る」ではありませんが、心に余裕ができます。遅くてトロイおばさんの軽にも腹が立たない。

 

風が当たっているから、南海のウィンターパンツを履いているとはいえ熱がかなり奪われているはずですが、暖かさは維持されています。

これは驚き。これは相当発熱量が大きいということです。使い捨てカイロなどではこうはいきません。

使い捨てカイロは発熱量の絶対量がバイクには全然足りません。以前、グローブにカイロをいれるタイプを使用したことがありましたが、熱というか暖かさは皆無でした。

 

さて、片道1時間。しっかり発熱は維持されました。なかなかのものです。

リチウムイオンバッテリーの特性で、電圧は安定しているようです。

太腿の血管を保温しているので、足先の冷たさも若干緩和されているようです。というか、これがなかったら、完全にしもやけになります。

 

説明書には、強で3時間持つとのことでしたが、当てにはなりません。

帰りの一時間はどうなるかと注意してみました。

おそらく、気温がさらに下がったせいもあるのでしょうが、後半やや発熱量が落ちた感じがしました。それでも暖かさを感じさせるのは凄いことです。これ使い捨てカイロを腿にたくさん貼ったとしてもこうはいきません。

まだ本格的な氷点下の寒さはこれからですが、いまのところの評価は良好です。

 

ただし、何度もいうように中国製ということで注意は必要です。

今日もこのブログを、お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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