ヘルメットは高くて当たり前!
こんにちわ。ミーゴローです。
またまた台風が来ました。台湾で大きな被害が出ています。その次の台風も発生する気配があるとかでまったくこの天気どうにかならないものでしょうかね。
(バイク関連・モトGP・コラム)
昨日の記事でシャンパンファイトの事を書きましたが、いつも気になっていることがあります。
あの後ツナギはどうするのでしょうか。シャンパンというのは濡れると後でべたべたしてきて匂いもしつこいはずです。
解説の宮城さんによれば、ロッシのツナギはダイネーゼのカンガルー皮で、一式50万円以上するそうです。いちいち新品を用意するとは思えません。多分、マネージャーかチームクルーの誰かがせっせと拭き取って綺麗にするのでしょう。
大変な作業になるはずです。こうしたチームの縁の下の力持ちがいるからライダーたちはトップ争いに集中できるのでしょう。レースに勝つというのは本当にチームプレーなのだなとあらためて思います。
ヘルメットのマーク
アラゴンGPのロレンソのヘルメット、スペシャルペイントけっこういけてたと思います。ところでロレンソのスポンサーが替わりましたが、前のあのメーカーのマーク。どうしても気になるというか違和感を感じていました。
一瞬アライヘルメットかな、と思ってしまうのです。
アライヘルメットの楕円形の独自のマーク。やはり安心感があります。F1レーサー、ゲルハルト・ベルガーが炎の中から無傷で生還できたのも性能の証です。
ペドロサやクラッチローを見ているとなんだか落ち着くのはちゃんとした(本物の)アライヘルメットだからです。
楕円形のマークというのは、元はおそらくアライヘルメットの類似品だったのだろうと想像してしまいます。まあモトGPライダーが使用しているのだから、現在はスネル規格をクリアーして安全性などの性能面でも一定水準に達してはいるのでしょうが、どうもみていて居心地がよくありません。
やはり、ヘルメットメーカーはプライドを持って独自のデザインのマークを使用して欲しいものです。
アライ、ショウエイ、agvはやはり安心感が違います。最近のメーカーで楕円マークなのはホームセンターに置いてあるようなイメージがあってどうもね、という感じです。
汚れた英雄
アライヘルメットのあのマーク。筆記体でaraiと書いてあるのですが、新しい人たちにはさぞかし平凡に写ると思います。どこかの掲示板で「あらいさん」とかちゃかしているのを見たことがあります。
でもですね、サーキットの極限状態で車載映像からこのマークを見たならこれはまったく別物のオーラを発しているのです。
例によって映画「汚れた英雄」ですが、映画館のシーンでは平さんのヘルメットに大きくこのマークが描いてあって否応なしに目に入ります。
オンボード映像で平さんを写している場面、大スクリーンで風景が後ろにぶっ飛んでいきます。大スクリーンで見るとやはり速度感が半端じゃありません。
実際びびります。そんな状況下であのaraiのマークの存在感といったらそれはすごいものです。ヘルメットというのは命を預ける大事なもので、けっして妥協を許さないものだということがよく分かるのです。
あの映画を見て以来、araiと書かれた楕円のマークは私にとって特別なものになりました。
ヘルメットは命を預ける大事なツールです。くれぐれも妥協しないでください。
今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。