大河ドラマ・歴史のもしも
こんにちわ。ミーゴローです。
今日は久しぶりに夕立がきました。
私は庭の水やりは今年は全然していません。芝だけがあればいいので以前は芝に水やりをしていましたが、伸びるのは雑草ばかり。
思えば、不思議なのは水もやらないのに木や雑草は伸び放題です。
大した生命力です。
ゴルフ場みたいに芝だけを育成保護する方法は無いものでしょうかね。
今年の真田丸は何故か観ている
NHKの大河ドラマといえば、毎度毎度歴史の人物を取り上げて感動的な人生を描写しようとするのです。
よくもまあ、ネタが尽きないものだと感心するのです。
特定の歴史上の人物に関しても、あるドラマでは悪役や憎まれ役なのに別のドラマでは好人物または主役級だったりと実に変な世界です。
時代も戦国時代あたりがもっとも多いのではないでしょうか。
そして今年は真田幸村が主役ということになります。
「真田太平記」(池波正太郎原作)というのが昔ありまして、これは大河ドラマでは無かったのですが、面白かったのを覚えています。
真田昌幸を演じる丹波哲郎さんの存在感というのが実に面白かったというか、地で演じているのではと思った程です。
草刈正雄さん演じる真田幸村は、このドラマをもってして完全に幸村のイメージを完成させてしまったといえる強烈なものでした。
「花の慶次 -雲のかなたに-」(はなのけいじ くものかなたに)原哲夫、隆慶一郎原作の慶次の実写版のごとき迫力でありました。
さて、今年の大河ドラマ「真田丸」では今度は草刈さんが真田昌幸を演じるとのこと、イメージがつながらないのではとも思ったのですがなかなか味があります。
真田幸村はというと堺雅人さんです。信之は大泉洋さんで「真田太平記」とは随分イメージが異なるものでした。
大河ドラマは全然観ないのですが、ふとこの辺りの配役など前作との違いなどどうなっているのかなどと気になり録画してみたのです。
するとですね、結構面白くて途中からなのですが毎週観ているのです。
歴史におけるif もしもあのとき
しかし、いつも思うのですがこの辺りの時代というのはごく近くてほぼ史実が判明しています。
つまり、結末がわかっているんですよね。
「ああ、この人は悲惨な最後を遂げるんだ。」
「でも結局死んでしまうんだよね。」
とか思ってしまいます。
たとえば、家康の内野聖陽さんがとても面白くていいのですが、結局敵対関係になってしまうわけです。
内野聖陽さんというと、とても剣の腕が立つ人で「秘太刀馬の骨」とかで木刀のシーンを観ると本当に感心します。
この人が家康を演じると何とも好人物になるから不思議です。
「春の坂道」山岡荘八原作のように実は秀頼擁護派だったとかあってもいいかな。
つまりですね。歴史の解釈はいくらでもありうるわけですね。
よく講談にあるように、夏の陣で幸村が秀頼を実は助け出していた。は無理がありますが、それならいっそ史実を無視してみたらどうでしょう。
「徳川何百年の安泰」から「豊臣何百年の安泰」に変えてしまってもいいじゃないですか。
というか、こういう歴史ジャンルを作っても面白いと思います。
いつも憎まれ役の多い石田三成ですが、この「真田丸」では山本耕史さんが実直な秀才として演じておられます。
この人が首を切られてしまうのはなんとも悲しい。死なせたくはないじゃないですか。
今生き生きとして活躍している幸村が、結局自刃することになるなんて悲惨すぎると思います。
パラレルワールドのもう一つの歴史
例えばですね。歴史を作ってしまうのですよ。
家康か幸村が秀頼と淀殿を大坂夏の陣で密かに助け出し、三代家光と春日の局にしてしまうとか。
いや、この程度ならすでに講談に出てきそうです。
もっとですね。根本的に変えてしまう。内野さんの家康が本当に秀頼の後見人を務めあげてしまうとかです。
豊臣幕府を成立させて、大老徳川家、その他なんてのもいいかも。
きょうもこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。
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