飛行機に乗ったよ!の1
こんにちわ。ミーゴローです。
今日から北海道に行きます。思えば世に言う「盆」のこの時期に、よく飛行機の窓側席が取れたと思います。
明日11日に札幌で大黒摩季さんのライブがあるのです。
いつもは当日に現地入りしてホテルにチェックインしてライブに行くのですが、11日はどうしても飛行機が取れなかったのです。
窓側の席が無いのですよ。それで、やむなくなんとか窓側席の取れた前日に現地入りすることにしたわけです。
大阪伊丹空港から札幌新千歳空港までというのは結構距離がありますので、窓側席が取れたなら飛行機好きにはたまりません。
反面、真ん中の列とか三人掛けの真ん中とかの席で1時間以上も飛行機に乗っているのは苦痛です。というか、なんともったいない。
札幌までの航空運賃ときたらびっくりするほど高いですから、そう何度も行けるものではありません。
ちなみに新幹線と競合する大阪東京間(伊丹ー羽田)は料金が安く設定されています。
なお且つ東京へは日帰りが多いです。実際飛んでいる時間というのも30分程度です。
ときどきゲリラ豪雨で着陸できなくて、上空待機で長時間飛行機に乗れて得した気分になったりとかはあります。一度、羽田のC滑走路の事故で成田に緊急着陸というのがありました。
そのときは、成田に乗客はおろさなくて、燃料給油をするための珍しい給油所へのタキシングを経験し、改めて羽田へ出発するというのがありました。離陸・着陸を片道で二回経験できて得した気分でした。
いうまでもなく、一般の乗客の方は大変だったと思います。成田緊急着陸のときなどは機内のあっちこっちで仕事先に連絡するひとばかりでした。
ちなみに、こういった場合、料金はどうなると思われます?あの世界一のサービスを誇る5つ星のANAです。
答えは何と!何も無し。
無いのは料金が無くなるという意味では無くて、遅延に対する詫びも料金の払い戻しも何も無し。という意味です。
「ほ~、へ~そうなんだ。」と感心しました。
私の場合、用事というのは授賞式に出るためであり、気楽なものだったのでよかったのですが、仕事の人たちは大変ですよ。
この点、悪名高きJRなら「お詫び」の連発です。
まあ、いろいろ考えさせられます。この事故は羽田空港の34R、通称C滑走路に降りた外国の航空機がタキシーウェイでオイル洩れを起こしたのが原因でした。
その事故により、C滑走路が閉鎖されて混乱が起こったようです。
この場合、ANAは航空管制の命令に従っただけであり、ANAとしては乗客の安全が何よりなわけです。
また、間が悪く燃料も底を尽きかけていて成田に降りざるを得なかったということなのです。「それなら成田で降ろしてよ。」、と言いたくなるのですがその辺りが微妙なところでしょうか。
多分、機長の権限では到着の行き先を変更できなかったのだと思います。
この辺り、航空機の特種な事情というものなのでしょう。
ところで、二泊三日ともなれば当然、一泊分宿代が多くかかりますし荷物も重くなります。
重くなるんです本当に。着替えというのは結構重いのです。
何故か、通称バックパックというのは肩に負担が来ます。重いと堪えるのです。私の場合、おそらくこれは事故の後遺症からくるものだと思います。
私はだから携帯モバイルとかは持っていきません。ノートPCなんて論外です。嫌になるほど重くなります。
ずっと前、札幌ファクトリーで限界がきたときがありました。ギブアップしてリュックをロッカーに入れて身軽にしました。
だから、この記事も旅先で書くというわけにもいかず、帰ってから書きました。
飛行機に乗ってみなよ!
ところで、引きこもりの人たちには、飛行機にはあまり乗らない人が多いのではないでしょうか。
海外旅行ギャルは結構いますが、引きこもりでなくても飛行機に乗る機会というのは意外に少ない場合が多いかもしれません。
私も昔は金属探知機とか荷物検査とかチェックインとかどうすればいいの、という感じで面倒だったと思います。
それも、人の見送りなどで何度も空港に行っていてもそんなものでしたよ。
昔などは実際、地方の空港でもスーツケースを係員が開けて見ていましたし、チェックインの手続きも知らないと結構大変でした。
昔のギャグで、「飛行機に乗る時は靴を脱ぐんだぞ。」とか、いうのがありましてそれを真に取る人もつい最近まで本当の話でした。
ひどいのは、「用を足すとき、前の座席のポケットの袋を使うんだ。」と本気でやろうとした人もいると聞きます。
今でこそカード1枚で鉄道改札とほとんど同じ感覚でいけるようになりましたが、それでも10年程前までは窓口でチェックインをしていました。
私が初めて飛行機に乗った時は、あの加速感に圧倒されました。
ジェットエンジンの咆哮が大きくなって、やや間をおいてからぎゅーんとくる加速。
今でもあれは本当に楽しいです。当然、通常の離陸では二輪のスーパースポーツには全く及ばないのですが、日常ではなかなか体験できない加速です。
主翼が曲がったりしなったりするのも何とも恐ろしくて面白いです。
あれも、実は主翼が動いているというよりは、その主翼に乗っかっている胴体の動きが主翼の動きになって出ているだけだ、というのを知っているから今は怖くないのです。
初めて飛行機に乗った時などはいつの間にか涙目。CAさんと向かい合わせに座るから変にバツが悪いといったらない。飛行機初めてが丸出し。
今でも、若い人でもきゃーきゃー、と悲鳴を上げる人をよく見ます。
飛行機が離陸すると、飛んだ飛んだと喜んでいる女性もいます。
まあ、誰かと一緒に一度飛行機に乗ってみてください。世界が広がります。
久しぶりに面白かった離陸
さて、今日の伊丹空港なのですが、フライトシミュレーターで何回も来ているものですからおよそ半年ぶりという感じがしません。
それほど、フライトシミュレーターの伊丹空港はよくできているということなのでしょうか。変なマンションとかの周りの建物や工場とかまで再現しています。
それと体調が時差ぼけ状態なので展望台とかターミナル内とかうろうろはしませんでした。
はやばやとチェックインして待合ゲートで寝ていました。
搭乗機はB737でした。しきりにキャンセル待ちの放送をしていました。
全くの満席だそうです。
機内に乗ってからふっと思ったのは、格安会社でなくて良かった。ということでした。
太めのおじさんが隣に来たら悲惨です。
幸い、今回はお隣は女性でした。普通3列席の真ん中というのは空いていることが多いのですが、本当に満席なのだなと思ったのです。
さて、小型機B737-800です。モトGPで有名なウィングレットが特徴です。
パワーユニットはCFM56-7B24 24,200 lbf (ポンド)でゼネラル・エレクトリック社製のF101を原型とするターボファンジェットエンジンを2器搭載しています。
このF101の改良型がF110シリーズのエンジンでF14Dスーパートムキャットや三菱F2やF15Jイーグルにこのエンジンが搭載されています。
これら戦闘機のエンジンの最大推力をアフターバーナー無しで発揮するのがB737-800という航空機なのです。
もちろん、旅客機用エンジンとしての大きなファンブレードによる高バイパス比がもたらす効果ではありますが、たとえばF14Dトムキャットを空母で運用する場合、発艦のときなど反射板が持たないためパワーを絞っていたことを考えると、それと同等の強力な推力を両脇に抱えた小型航空機というのはなかなかのものだと思います。
しかし、今日は満席、燃料は千歳まで行くのでおそらく満タン。
ランウェイ32Lにタキシーします。(六甲山の方角に向けて離陸)
ランウェイ手前で待機、左側窓側席だからB777らしいのがファイナルなのが見えます。
その機が着陸してから何分待つかみてみたら、1分も待たないのはいつものこと。後方乱気流とかは大丈夫なのかなといつも思います。
聞くところによると、戦闘機などの小型機は煽られるとのこと。
CAさんが「みなさま、間もなく当機は離陸いたします。今一度安全ベルトを~。小さなお子様をお抱きのお客様は~しっかり~。」というアナウンスはなぜかいつもどうかな、と思います。
というのは多分よけいな緊張を増幅する効果絶大なので。
「AllNipon983 cleard for takeoff」とかいうやりとりが大阪タワー(管制塔)とあって、ランウェイ32Lに機が入りエンジンが咆哮します。
さすが、トムキャットのF110と元が同じエンジン。加速感抜群。
すぐにV1(離陸決定速度)。景色はすでに280km/hは出てる感じ。
じきにそろそろVR(ローテーション速度)機首上げ操作になるはず。・・・あれ、そろそろでしょ。
・・・あれ、まだなの。
・・・あれ、もう滑走路の半分過ぎてますよ。
・・・V1過ぎてるはずだから何が何でも離陸はするはず。
・・・まだ飛ばないの。・・・
・・・まさか、さっきの後方乱気流とかじゃないですよね。・・・
・・・マジで滑走路終わっちゃいます。・・・(見慣れた風景が物語る)
やっと機首が上がるのだけれど。
・・・なかなか浮き上がらない。
なんとかV2(安全離陸速度)という感じでゆるい上昇角度。
・・・久しぶりにぞっとしました。
つまり、満タンなわけです。
初日でした。
今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。
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