16インチの時代
こんにちわ。ミーゴローです。
猫のはなこの夢をみました。
散歩用のひもをつけていて、いつものように木の幹やフェンスの棒の回りをぐるぐるするものだから動けなくなってパニックになっていました。
わたしも慌てて大丈夫大丈夫と頭を撫でながらひもを外してやりました。
首輪がぶかぶかで、首輪に前足の片方を入れてしまい、苦しそうにしていたのです。仔猫によくあるのですが、これはみぃごろーもよくやりました。
つかの間の再会でした。
裏道にオービス
以前の記事でも書きましたが、生活道路などの裏道に車が入ってくる危険性に対してオービスを設置する動きがあります。それについて、大賛成だと書きました。
今度、埼玉県警や岐阜県警でも裏道にオービスを設置するそうです。
毎日新聞6月18日(土)15時0分配信によると(埼玉県警が、学校の周辺や住宅街にある幅の狭い道路に「速度違反取り締まり装置」を設置する)ことを進めているとのことです。
(県警のまとめでは、埼玉県内で昨年1年間に幅5.5メートル未満の道路で発生した人身事故は8052件で、死亡事故も22件起きている。生活道路は通学路になっているにもかかわらず、急いでいるドライバーが「抜け道」にして速度を上げることもあるため、子供が事故に遭うケースも後を絶たない。)とのことです。
この車による裏道問題は日本全国共通の課題のようです。
クールジャパンなどとよく耳にします。
要約すると日本人はマナーがよいということで、(電車に乗る時など列を守るとか、それ以外でも列に割り込みしないとか、ゴミは持ち帰るとか、エスカレーターは片方空けるとか、エレベーターは「開く」を押してくれるとか、煙草の禁煙マナーが徹底しているとか、車列に入れてくれるとか、また入れるとハザードで挨拶してくれるとか)その他もろもろを外国人と称する人がコメントしたふうなのをよくみます。
うん?と首をかしげませんか。
思うにこういった話のほとんどは情報操作の一つでしょう。
ざっと上に挙げた内で、本当なのは(エスカレーターは片方空ける、エレベーターは「開く」を押してくれる)くらいでしょ。
ちょっと前の日本なんていうのは、道や線路やホームにタンを吐くしむちゃくちゃでした。私の幼い頃の記憶では、「花の博覧会」というのがありました。列の割り込み当たり前。植えてある花は盗んで帰る。
全く民度最低でした。
今の中国人や韓国人の観光客の人たちの方がよほどマナーが良かったのは確かです。
そして、日本の交通マナーなのですが、これはいまだに最悪です。
車という存在自体が乗り手のエゴの暴力そのものです。自分だけはいいだろう。というのはいい加減やめて欲しいのです。
フロント16インチ
さて、本題ですが、今年からモトGPでは前後タイヤが16.5インチから17インチになりました。
これは何を意味するかというと、タイヤの幅が狭くなるのです。
今の市販バイクの主流は17インチですが、昔は18インチでした。
昔のタイヤは細かったのです。
このホイール径はホイールの直径だということに注意しなくてはなりません。
私は本当にこのことを最近初めて知ったのですが、ネモケンさんによるとホイール径が小さくなってもタイヤの外径は変わらないのだそうです。
つまり、タイヤのトレッド幅を広くするとホイール径が小さくなるということなのです。
トレッドの幅を大きくすると、タイヤの断面は丸いのでそのままだとサイドウォールの部分が無くなります。それではまずいのでホイール径を小さくしてサイドウォールのスペースを確保するということなのだそうです。
従って、ホイール径が小さくなってもタイヤの外径は基本変わらないということになります。
すると、’80年代に登場した16インチブームは何だったのでしょうか。
16インチはハンドリングがクイックで素晴らしい。とか言われていて、だから前後16インチのNS500のスペンサーは速いんだとか本や雑誌でも書いてありました。
私は16インチのバイクに乗った事は無いのですが、本当にフロントが切れ込むようなハンドリングだそうで、一部プライベートの500ccマシンでも採用されていました。
とにかくハンドリングがクイックで、それがいいとか悪いとかハンドリングのことばかり書いてあります。
クイックなのだけれど、気がついたら転んでいた。とかいうレーサーの話も書いてありました。
中にはリヤシートのステーに10kgの鉛の重りをつけて、オーバーステアの切れ込みをバランスさせようという本末転倒の対策をしているレーサーも実際にいました。
ヤマハからホンダに移籍した木下恵二選手はフロントタイヤを18インチに変更して乗っていました。フィーリングが合わなかったのでしょう。
これらの騒動はいったい何だったのだろうと思います。
次第に市販車にも16インチは無くなり、フロント17インチ、リヤ18インチあたりがスタンダードになりました。
ネモケンさんによると、本来はタイヤのトレッド幅を広げるための16インチ化だったのだけれども、タイヤのへん平率をちゃんと変更しなかったためタイヤの外径が小さくなってしまっていたとのことでした。
タイヤの外径が小さくなれば、フロントが切れ込むのは当たり前で、今から観たら信じられない混乱だったとのことでみんな勘違いしていたわけです。
CBR1000RRの頼もしい太いタイヤを見る度、この話を思い出します。
今日もこのブログをご覧下さり、ありがとうございました。
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