動けないときはひたすら映画を観る

こんにちわ。ミーゴローです。

今日は本格的な雨です。梅雨らしいと感じます。

こんな日は、完全防雨体制でPCXに乗って水田風景の中を走ると気持ちいいのですが、

体調不良が続いていて、昨日は結局何もできずに寝ていました。

今朝なんとか起きてきましたが、フラフラです。

 

ちょっとした臨死体験でしょうか。死にかけているのでしょうかね。あの世から帰ってきたみたいな気分です。リビングに飾ってある模型達がやたら新鮮に輝いて見えます。

飛行機が多いのですが、この前やっと完成させたRC211Vの蛍光カラーが鮮やかです。シルバーメッキのフレーム、スイングアームの造形美がまた素晴らしい。

実物は本当に繊細な軽合金の溶接で作られているのですが模型でもよくその感じが再現されています。思わずシートを押してサスペンションを動かしたくなりますが、模型ではそこまではできません。

 

BS11のアニメの「ばくおん」ですが、次回で最終回のようです。結局ずっと観てしまいました。

バイクがCGなのでいいんです。実感があります。

ピンクのバイクとか実際に街中で観たら眉をしかめてしまいますが、アニメの中なら模型を楽しむような感じです。

バイク自体を観賞する楽しみというのは、実際には意外に無いのですよね。このアニメを観て今頃、オフやネイキッドもいいかなとか思うようになりました。

 

中野さんの娘さんは結局愛車をPCX150にしました。

PCX意外に足着きが悪いのですが、いい選択だと思います。操縦性はかなりいいスクーターです。ロール軸に重心が近いのです。スクーター特有のフロア部分がありません。

前にも書きましたが、このスクーター前後サスペンションがちゃんと仕事をします。フロントが滑っても不安感がありません。自然に収束します。

私のPCXは125ccです。駅の駐輪場に入れられるからです。パワーは確かにもっと欲しいわけですが、150だと燃費がリッター50キロメートルを切る危険性があります。

燃費がリッター50キロメートルを越えるというのは実に気分がいい。技術の進歩ですよ。昔のCB50Sでも燃費運転をしてやっとの数値です。

 

病気のときはひたすら映画を観る

外に出られないときや、動けないときはこれはもうBSかインターネットしかありません。

小説もいいですが、鈴木光司さんの「タイド」はもう読んでしまっています。

 

昨日は録画してたまっている映画をみることにしました。

「BEST GUY(ベストガイ)」1990年を観たのですが、「TOP GUN(トップガン)」のパクリというよりはリメイクと言った方がいいです。WOWOWの解説ではオマージュといっていますが確かにしっかり作ってありました。

公開当時、興業的には失敗だったそうですが、よかったです。

織田裕二さんが若い。財前直見さんが美しい。

 

軍事的なつっこみどころは「トップガン」もてんこ盛りでしたからいいとして、とにかく航空自衛隊のF15イーグルがいい。

 

これにつきます。

イーグルは「トップガン」のF14Aトムキャットと同世代の第4世代戦闘機です。

簡単にいえば同じ面構えです。似ているといえなくもありません。

 

航空ショーでこの2機を初めて見た時は衝撃でした。

とにかく音がでかい、速い。

 

音ときたら、アフターバーナーを点火したときなどはまるで爆発音です。

「トップガン」でトムクルーズが管制塔を驚かしたときの音です。

ソニックブームと混同している解説がありますが、あの「ドン!」という音はアフターバーナーの点火音です。

 

アフターバーナー推力でイーグルやトムキャットが眼前を低空で通過していくと、コンクリートのエプロン(広場)が地震のように振動します。

まるで地鳴りで足の裏が突き上げられる感触がします。

 

そしてその速度感たるや、モトGPやF1マシンも遠く及びません。

あっと言う間にはるか彼方の上空へ消えていきます。

航空ショーでは音速は超えませんが、桁違いの速さです。

 

当然これらはライブで観なければ分からないのですが、「ベストガイ」では、そのイーグルが存分に飛びまくっていました。

 

翼端から雲をひきながら、模擬空戦をするシーンなどは空自パイロットの本物の迫力です。

だからイーグルの動きが実にいい。うまい。

 

上昇限度で機首を垂直にして空中静止。完全失速状態。スーっと機首が下がってリカバリー。

イーグルの特徴なのですが、他の機体ならスピンに入ります。この時代デジタルアシストが多分まだ入って無かった頃に「これやっていたのか」、と感心しました。

これだけでも見る価値がある。

 

ロシアの領空侵犯機がミグでなくてスホーイ27(模型)なのも通だね。ってとこです。

ただし、分かっていてやって描写しているのでしょうがロックオンまではしないと思います。

しかしまあ、今現在の中国機ならやりかねないところなので、この映画’90年代に先見性があったということですか。

 

バーティゴ(空間識失調)の話や、後半エアーホースが抜けて、Gスーツが効かなくなりブラックアウトになるなど、解説的描写も嫌味ではありません。

「トップガン」のストーリーを踏襲していても台本はしっかりしているので見ていてしんどくは無かったです。

航空ファンにはお勧めだと思います。

 

今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。

 

 

 

このページの先頭へ