青い毒入りチクワ

こんにちわ。ミーゴローです。

タイトルにあるとおり、悲しい事件がまた起きました。愛媛県松山市でネコが不審死していたそうです。去年の11月~12月の約1カ月間に猫が5匹死んでいるのが見つかったということです。同様の事件は度々起きていて高知市では去年、犬が死んだ事件がありました。

愛媛の猫たちは地域猫ということで、犯人には深い憤りを覚えます。

 

猫は家から出さない

猫は私の場合、家からは絶対に出さないようにしていました。

猫によりますが、外へ出たくてしょうがないという子もいて、はなこは小さい時に度々脱走して外で大暴れしては帰ってきました。ときどき帰ってこない日もあってたいそう心配させることもありました。

 

大抵は外で悪さをしているわけです。他人の家に入っていったり、糞や尿をしていったり、植木鉢をひっくり返したりは日常のことでしょう。猫が嫌いな人にはたまったものではありません。

 

猫の習性とはいえ、北海道の北の大地、むつごろうさんの牧場でもない限りは猫は家から出すべきではありません。

 

完全に室内猫にしなくては、事故以外でも命を奪われる危険があるということです。

 

 

「一生部屋の中はかわいそう。」というのは人間の考えだと思います。猫の行動半径というのは外にいても意外に狭いもので、猫は家の中がテリトリーと認識したならそれなりに落ち着くものです。車にひかれたり、猫取りにつかまって殺されるよりかはマシです。三味線の材料が何かを思い出すべきです。

 

今、保健所で殺処分される犬猫のドラマが放映されていますが、飼い主は責任をもたなくてはなりません。

地域猫という形もあるかなとは思ったこともあるのですが、実際には無理があるようです。やはり、里親を探して飼い主が引き取る形が理想なのだと思います。

事件のあったこの地区には、ノラ猫に避妊や去勢手術を行い、いわゆる“地域猫”として世話をしている人がいたというのですが、その費用や労力などを考えると全く頭が下がります。しかし、そこまでやるなら、飼い主も探して欲しかったというところです。私はノラ猫ということで人にはなついていないのかな、と思ったのですが、避妊や去勢手術ができるほど人に慣れているなら飼い猫にすることは可能だと思います。

 

猫が殺されるニュースを観る度、本当に辛くなります。

 

母校の猫たち

私の大学には、猫の集団が住み着いていました。

おそらく、近くの家からの捨て猫が住み着いたのだと思います。

 

猫による糞害はありましたが、多分数年間は事件も無く、大学側の人間とうまく共棲できていたのだと思います。

しかし、あるときバランスが崩れてしまいました。誰かがえさを与えてしまったのです。

 

私の学部の専攻科が、猫にえさを与えてしまいました。私の後輩の下回生です。これを始めてしまうともう止まりません。たちまちこの学部専攻の猫集団が形成されました。

えさを求めて他の群れがやってきたりして猫同士の喧嘩騒ぎになりました。

 

そして、当然のように他学部、他専攻から猛烈な抗議が来るようになりました。

「猫にえさをやるなら、猫の一生ちゃんと責任もってやって下さい。」という抗議の張り紙もされてしまいました。まったく正論です。一言もありません。

こうなると、左寄り思想の教授などはすぐにでも保健所を呼びそうな勢いです。

 

私は猫派傾向が強いので、とりあえず学部専攻の名前のついた首輪を群の数匹につけました。ビニールテープで即席で作ったものです。私の一存です。この首輪をつけた猫が悪さをしたら文句は私に言って下さいということにしました。

そして、えさをやってしまった当人に猫たちの世話を命じました。

それで一応騒ぎは、おさえることができたのですが当然のことながら猫の群れの世話など出来るはずもなく、猫のメンバーは増えるし仔猫は生まれるしで収拾のつかない状態になりました。

 

そして、もう先輩がついてるから大丈夫とばかりにみんなえさをやるようになってしまいました。気がつけば、わたしもえさをやっていました。

 

 

このままでは、やばいな。と思い始めたころ。リーダー猫の雉白が調子が悪そうだというのでみてみると、たしかにがりがりに痩せています。病院に連れて行こうということになりました。

ついでに兄弟猫の3匹とも予防注射をすることにして義理の弟が運営する動物病院に連れていくことにしました。

 

 

猫というのは身の危険を敏感に感じるらしく、移動用の箱に入れようとすると猛烈に暴れます。このあたりはやはり、半分はのら猫なのだろうなと思いました。

結局、引っかき傷だらけになって箱に入れる事が出来たのはリーダー猫の雉白だけでした。

 

この猫は病院で治療後そのまま、はなこの2代目の愛猫となりました。

このサイトのアバターの子です。

 

他の2匹はそのまま大学に残り、内1匹は病死しました。いつのまにか、群のメンバーも入れ替わり、数も自然に減っていきました。

のら猫は短命なのだなとあらためて実感しました。

 

やはり、自然に任せるのが一番なのでしょうか。

しかしこの前、母校に行くと猫が全然見当たりません。

大学の誰かが保健所を呼んでしまったのでしょうか。だとしたら全く悲しいことです。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

このページの先頭へ