レプソルのオレンジ
こんにちわ。ミーゴローです。
今日初めて、大衆演劇というのを観ました。剣劇です。
役者さんたちが異様に美しいのです。
当然メイクの効果なのですが、男優さん、女優さんともにとても美しいので驚きました。丁度今、私の美術団体の特別展をやっているデパートで開催されたのです。
ポスターが貼ってあって、それを観ていていいなとは思っていたのですが、うまく開演時間にタイミングが合い観る事ができました。
アヒル口
最近の女性は意識してアヒル口を作っていますので、とても表情が不自然に感じることがあります。
上戸 彩さんや、宮崎あおいさんのような天然ならとても美しいのですが、そうでないのにアヒル口をやるととても違和感を覚えます。
大衆演劇のポスターを観ていて、女優さんがとても美しいと感じたのはアヒル口では無かったからではないかと思います。
なんというか、これは独自な優美さで、出雲阿国(いずものおくに)が安土桃山時代にかぶき踊りで人々を魅了したのはまさにこの美しさであったのでしょう。
本来の日本女性の美しさを観た思いでした。
役者さんたちは普段はNHKの歴史秘話ヒストリアなどに出演しているそうで、劇団員なのだそうです。
舞台というのは、舞台裏があり、舞台表があるのでしょう。
舞台の表側である観客側から舞台を観た時、えもいわれぬ世界が投影され、我々は魅了されるのだと思います。
レプソルオレンジ
この前貼った田宮模型のRC211Vの画像なのですが、いつもと違うモニターで観たところ修正したはずのホイールの色がどうも赤っぽく感じました。
念の為、模型と現物のCBRのレプソルカラーのカウルと比較したところ、模型がどう見ても、明度が低くてほんのちょっとだけ赤が強いように感じます。
気になりだすと気になるもので、せっかく塗り直したのに色味が違うとなればまた塗装し直さなくてはなりません。
ついでに田宮模型の新色レプソル用のTS-96蛍光オレンジも試してみようかと思います。
この色が悪くなければ、これを使おうかなとも思います。
模型作り場合、私は自分で調色を始めると延々終わらなくなるのです。つまり、とことんやらないと気が済まないのです。
特にこの場合、幸か不幸か、レプソルカラーのカウルの実物を持っていますから妥協ができないわけです。
でも、既成色なら、まあいいか、で済ませることもできます。このRC211Vの場合はカウリング部分は既成色で塗装済みですから「塗装済み完成品だからしょうがないよ。」でなんとか自分を納得させることができます。
私は色覚テストによると、非常に正確な色認識能力を持っているらしいのです。これは自慢しているのでは無くてしばしば私に苦しみをもたらす能力なのです。
つまり、絵画制作や模型製作などにおいて、普通のひとならOKのところが私には絶対に許せないということがよくあります。
たとえば、航空自衛隊のF2の迷彩塗装なのですが、私は航空祭で現物を観ているのでしっかり色が記憶されてしまっています。だから、模型の組み立て説明書の指定ではどうしても納得できずにとことん調色しました。
また、F14Aトムキャットの塗装もああでもないこうでもないと散々悩みぬいてしまいました。厚木基地のトムキャットの色はどうしても組み立て説明書の指定色とは一致しないのです。
何色も作っては検討し、ようやく妥協点を見つけました。
まあ、後に考えてみたらトムキャットの場合は、艦載機ということで塩害や紫外線、ジェット噴射のガスなどで猛烈に変色しますので、本来の塗装自体が分かりません。それに海軍さんの整備というのは、色指定や塗り分けなど意外にいい加減なところがありますので本当は適当なところでいいのだと気がつきました。
模型作りなのだから、もっと気楽に楽しくといつも自分に言い聞かせています。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。