’06 RC211VはCBRにそっくり
こんにちわ。ミーゴローです。
今、私のCBR1000RRは修理に出ていて入院中です。
寂しいので、田宮模型のRC211Vを貼っておきます。
こうして観ると、このサイトのトップイメージのCBR1000RRとフレームレイアウトなどのデザインが似ていると思います。
スポンサーカラーのデザインも’12までのストーナーが乗っていたころまでの、このデザインの方が好きなので、とても気に入っています。
この模型は過去記事の「プラモデル完成」で作ったものです。過去記事にもイメージを貼りました。過去記事には赤すぎるホイールとの比較写真を掲載しています。
元からついていたホイールは蛍光オレンジで塗装されていて、赤すぎます。まるでマルボロヤマハのホイールかと思ってしまうほどです。
田宮模型は新製品’13型RC213Vのプラモデル発売に合わせて、レプソルオレンジ用の新色を発売しました。やはり、蛍光オレンジでは合わないのです。
この模型のホイールは、私のCBR1000RRレプソルカラーのオレンジと、実際に見比べながら調色したオレンジを吹き直したものです。
カウリングに比べて色が濃いのですが、カウリングの方が若干黄色味が強いようです。実機にも、ホイールの色が濃いパターンがありますのでいいかと思います。
カウリングは非常に丁寧に塗装されているので、まあいいか、という感じです。また、カウリングを実際色に塗装してしまうと模型では暗すぎるかなとも思います。
丁度今、のマルケスのマシンでホイールの色が濃くなっている事が多いので丁度いい感じです。
さて、ヘレス戦 モトGPクラスの決勝レースなのですが、私は録画設定を間違えて今日夕方からの再放送を観るしかありません。結果が分かっているのも変な感じです。
ロッシがポールトゥウィンで優勝したそうで、驚きました。
もう37歳の中年ライダーです。生きるレジェンドなのですが、よく言えばベテラン。悪く言えば最近はダーティというかしたたかなレースで勝利するというイメージなのです。
昨シーズン、ロレンソに散々、「タイムを観ろ。ポールの数を観ろ。本当に速いのは俺だ。」と言われていましたから、ざまぁみろ。というところなのでしょう。
まだ、私はこの記事の執筆時点でレースを観ていませんが、やはり、ロッシは凄いの一言です。まさに皇帝ロッシです。
オンボード映像の面白さ
今シーズンのオンボード映像、モトGPは水平を維持するタイプが多いです。
丁度4輪の映像の様です。
見た目のバンクが無いので、コーナーの速さが分かりやすいのですが結構速いので、「へえ~、速いなあ。」、と思います。多分、ダウンフォースの無い4輪ならタイヤがキーキースライドしまくりでしょう。
横Gなのですが、現在市販の250ccでも鈴鹿テグナーカーブの2個目などで1.5Gを瞬間的に越えることがあります。モトGPでは2Gに達すると思います。(推測です。確認データはありません。)
これは、ダウンフォースの無い4輪と互角なのですよ。
むかし、F2というカテゴリーがありました。鈴鹿の旧コース、シケインも無かった時代のコースレコードは1分53秒くらいだったと思います。
スプーンコーナーを出てから裏ストレート加速し続け、130Rでスロットルオフ。ノーブレーキでクリアします。当時この130Rが事実上の最終コーナーになり、あとはひたすら全開のまま最終コーナーを回ってホームストレートを下っていきます。そのときの最高速度は280km/hに達したそうです。
馬力がホンダですら300馬力ちょっとしかありません。事実上スプーンコーナーを立ち上がってから延々加速し続けるので結構最高速が伸びるわけです。
しかし、凄いのはコーナーリングでした。やはりフォーミュラーマシンのウイングの効果です。ダウンフォースをたっぷり効かせて高速で抜けていきます。このときの横Gが2Gだったというのです。
2Gとは結構強いもので、首が痛くなったそうです。F3からステップアップしてきたレーサーは横Gの強さに驚いたといいます。
もちろん今のF1マシンは3.5Gを越えていますが、やはり2Gでも首が痛いというのは凄いGなのでしょう。
モトGPマシンがバンク角64度になった状態は、見た目のバンク角と実際の物理的バンク角の違いがあるにせよ理屈上は2Gに近いということになります。
500cc時代より重くなった分、コーナーリング速度は遅くなってしまったといいますが、それでも速いわけです。
設計理論の進歩やタイヤの性能向上の結果なのでしょう。
そして、今シーズンから二輪にもウィングが導入されるようになりました。皇帝ロッシも遂にこのレースで大型ウィングを導入しました。
私だけかもしれませんが、何だか、今シーズン、モトGPのバンク角が少ないように感じます。
ウィングがダウンフォースを発生させているのなら、浅めのバンク角でハングオフ量を大きく取ることが優位になってくると感じます。
モトGPは異次元の世界に突入してしまったようです。
今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。