鈴鹿サーキットでmotoGP

こんにちは、ミーゴローです。

昨日は大変な風が吹いていました。子どもたちは春休みにはいりました。風が強くても天気はよいので子どもたちにはよかったのですが、私は体調が悪くて一日じゅう寝ていました。記事のアップは24日はお休みさせていただきました。

ところで警視庁は高速道路の制限速度を120キロまで引き上げる実験をするようです。「スピード(実勢速度)と規制速度の隔たりを解消し、取り締まりへの理解を広げることが狙いだ。」(毎日新聞)そうで区間は限られていますが、今後条件を満たす全国の区間にも取り入れて欲しいものです。

 

100キロでずっと走れというのはしんどいです。せめて、現実的な車の流れに合わせてくれるのは全くありがたいことです。

120キロというのはクルージングにはちょうどよいと思います。が、その替わり取り締まりも一段と厳しくなるのでしょうから注意しないといけません。

 

なんで鈴鹿でモトGPをやらないの

モトGPの日本グランプリは現在「ツインリンクもてぎ」で開催されています。以前は鈴鹿でも開催されていたのですが死亡事故などがあり現在は鈴鹿では開催されません。

東北震災の年、ライダーなどから放射性物質などへの不安の声があがり、原発事故地点から500キロ以上離れた鈴鹿での開催をうったえる動きがあったのですが結局実現しませんでした。

 

開催条件(FIMグレードA)の安全基準を鈴鹿サーキットが満たしていないという事がまずあるわけです。

 

梨本塾「エッジで走れ!!」(http://kei74moto.client.jp/edge/rc211v-3.htm)2002
HONDAレーサーのすべて
既成概念完全粉砕[RC211V]の全貌

を読むと、当時のRC211Vを試乗したときの様子が書かれています。モトGPマシンは鈴鹿サーキットの裏ストレートの上りの終わり付近では注意しないと後ろにひっくり返るそうです。後ろにひっくり返るというのは一般の方にはイメージしにくいでしょうが、TBCビッグロードレースにおいて菅生サーキットの上り頂上付近で伊藤真一選手が500ccマシンで後ろにひっくり返りました。2002年モトGPマシンの鈴鹿での最高速度は320キロで同時代のF1マシンを上回っていましたから、いまのドカティやホンダのマシンなら350キロに達するのでしょう。鈴鹿の裏ストレートはモトGPマシンには危険なわけです。

やはり、無理なのでしょうか。

 

でも、鈴鹿でモトGPが観れないというのは残念です。

しかし、前にも書きましたが、モトGPにも空気力学が導入されるようになりました。ドカティやヤマハのような巨大なウィングを付けたなら、鈴鹿サーキットの裏ストレートで後ろにひっくり返るようなことは起きないのではないでしょうか。350キロも出ていたならあのウィングがもたらすダウンフォースは強大なはずです。多分大丈夫だと思います。

 

鈴鹿サーキットとしても、今現在世界的に人気の無いF1よりもモトGPを開催するメリットは大きいと思います。「ツインリンクもてぎ」は東京からも相当遠くて不便な場所です。

関東からは便利とはいえ、やはりあの狭いコースを走る姿より鈴鹿のコースを走る姿を観たいものです。そう願う人も多いと思います。近いうちにぜひ実現して欲しいものです。

 

F1の話が出たついで

なんでF1の人気がないのか、答えは単純。つまらないからです。ホンダが弱いとかは日本のファンの話です。世界的にF1レースは人気が無いそうです。

何なのでしょうか、あの複雑怪奇なレギュレーション、全く意味が分かりません。かっこ悪いスタイル。空気力学からくるものとはいえ、何か変です。変なレギュレーションの結果なのでしょう。

一部のチームを除いてほとんど赤字なのだそうで、チームの格差は広がるばかりです。たばこメーカーがだめとかは関係なし、二輪もそれは同じですから。

ホンダが強かった頃のターボマシンの迫力を、今の世代の人たちは観る事が出来ないのです。’87年、1.5Lターボマシンの時代、BMW、フェラーリ、ポルシェ、ホンダのターボマシンが放つ咆哮は凄まじく、なかでもホンダのマシンは一段と高回転でいい意味で節操が無くてやかましく、他のメーカーが大人しく見えるほどのやんちゃぶりでした。ノンターボも混走しておりマシンの底部からは派手な火花を散らして花火大会とかいわれていました。

 

F1は原点に帰るときなのではないでしょうか。どうせエコだとかの技術の市販車へのフィードバックなどは建前だけで実際には無いのですから。馬力優先、スピード優先でどんどんいけばいいと思います。

鈴鹿のホームストレートを爆音をとどろかせて降りてくるF1マシン。一瞬1コーナーを飛び出すのではないかと思わせるほどの突っ込み。今のF1マシンには決してない荒さです。あの時代のF1マシンをもう一度観てみたいものです。

 

今日もこのブログをお読み下さり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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