はたらくことは偉いのか
こんにちわ、ミーゴローです。
今日は日中くもりでしたがとても暖かでした。深夜2時に西友に食糧を買いにいったのですが、そのときは異常に寒くて、まるで真冬でした。夜はまだ注意しないと風邪をひきます。
それにしても、この時間にコンビニなどではない、ちゃんとしたスーパーが営業してくれるのは本当にありがたいことです。さすがにこの時間帯は他のお客はほとんどいません。従業員の人たちが商品整理に忙しそうです。この人たちがいるから、私はこの時間に食糧を購入できるわけです。
働く事
労働というのは、このように基本的にニーズに基づき発生するものです。
原理をつきつめたていうなら、生きるための食糧を得るために漁なり狩りに出かけることがそれにあたります。旧石器時代ですね。
それが新石器時代になり、稲作などの農業が発明されます。農業においてはこの農業作業が食糧を得るというニーズに基づく労働ということになります。
すなわち、基本的に労働はそれを必要とするニーズに裏付けられているわけです。
たとえば、
エアーライナーのパイロットがいてくれるから、飛行機という高度な飛行メカが機能する事が出来て、我々は空を移動することができるし、それを管理サポートする航空管制の人たちがいるから安全に飛行ルートは確保され、空港を管理運営する人たちがいるから安全な離着陸ができて、やさしくて有能なCAさんがいてくれるからその日一日気持ちよく過ごせるわけです。
しかし、現代社会は必ずしも本来のニーズに基づいた労働だけだとはかぎりません。
仕事のための仕事というものが少なからずあるわけです。
ほとんどの現在の労働者は、自分の社会的役割を自覚しているとは言えません。給料をもらうために働いているのです。
それだけのことです。
娯楽掲示板には「働かないの」、「どうしてきょうもおうちなの」というニート、や引きこもりの人たちを馬鹿にしている書きこみが目につきますが、気にしなくていいです。
毎朝早くから、超満員電車に詰め込まれ、貨物扱いで会社などの職場に行き、決まったルーティーンの作業をしていつの間にか昼になって休憩して、終業時間がきたらまた通勤ラッシュの電車で帰る。
これの繰り返しが現在比較的めぐまれているとされる正社員の毎日です。年収1000万以上の管理職の人などは帰りも遅くなります。
そういった毎日を過ごすうち、時間だけが信じられない速度で過ぎていき、知らない間に髪は薄くなり、白髪頭になっているわけです。
一生ローンで建てたマイホームにいられるのは、寝る時だけ。
派遣やその他の人たちはさらに労働自体のきつさが加わります。それでいて、せっかくの休みの日は昼から缶チューハイを飲みながら競馬新聞を読んでいるか、パチンコ屋で時間つぶしです。
これが成熟社会の労働の現状です。
働いている事が必ずしも偉いわけではありません。
戦後の高度経済成長期
この時代は二宮尊徳を理想とした時代です。労働というものが神聖視されてしまいました。
みんな、経済成長をめざしてどんどん行け行けの状況でした。それはそれでよかったのだと思います。目標があったわけですから。
やることが分からない
みんな今の社会、やること、やりたいことが分からないのだと思います。そして、ニート、引きこもりの人たちはやること、やりたいことができないの状態なわけです。
あせらないことです。働いている人たちの多くですらみんな同じようなものです。
経済成長率という言葉がありますが、だまされてはいけません。何も成長してるわけではないのですから。通貨量だけをみたときの話です。実際に何かニーズに基づいた有用なものが、経済成長に伴って生産されたのかといえばそうではありません。
経済活動によって、必ずしも何かが生産されているわけではないのです。天下りの役員は一日座っているだけで年収2000万円という例もあるし、もっといえば信号機や道路の掘り返しなど無用のものが生産されてしまっていることも多いです。
とりあえず、深呼吸して落ち着きましょう。すぐに何かをしなくてはと思う事はありません。
今日もこのブログを最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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