ひきこもり
こんばんわ、ミーゴローです。
今日は晴れましたが、凄い風でした。暖かかったのですが花粉も凄かったです。
引きこもり
このサイトのサブテーマでもあるのですが、そろそろ具体的に何かを書こうかなと思います。
引きこもりといっても、年齢、性別等多種多様で、ご本人も周りの人たちも大変な状況にあるわけですが、効果的かつ具体的な対策というのはありません。
ただ、その引きこもりのひとの数というのが多くなるにつれ、現在その存在は社会的に認知されるようになりました。それにつれいろいろ支援の動きもみられることが若干の救いでもあります。
しかし、その対策の多くが若い人たちに対するものであり、中高年に達してしまっている場合などは依然として深刻なものがあります。
私の場合は中学生のときのいじめが原因であり、若さゆえの強みといいますか、「一念発起」というのが可能なのです。私は当時、荒稽古で有名な尊敬する大山倍達先生の極真空手に入門しました。ここの稽古に耐えられたなら、怖いものは何も無いわけです。そしてそういった「きっかけ」というものがあれば学校という受け皿もありました。
一方、就労経験が無い、中学校卒、現在40代以上などといった場合はこのやり方はできません。ごく普通のコミュニケーションなどの社会的スキルの再獲得には極論、40年かかるといってもよいと思います。
何もしないという選択
こういった人たちは、現在親御さんの年金などで生活しているわけですが、わたしの従兄同様、親御さんの死後が問題になってきます。
どこかで読みましたが、ひとつの方法として今ご両親がご健在で一応の資産があるなら、ご自身の年金に入金してもらい年金受給資格を得る、という方法があります。年金というのは先行き心細いものですが何もないよりはいいのではと思います。
私の従兄のようにすでに亡くなってしまった場合や資産が無い場合はこの方法はとれないのですが、何もできないのだから、何もしないで当分いくしかありません。
生活保護、生活保護打ち切り、民生委員などの介入、指導。のながれで一応いくつもりでいくしかありません。飢え死にやホームレスを回避すればいいのです。
各種NPO
特定非営利活動法人というのがあります。わたしもかつて短期間引きこもり支援のNPOで働いたことがあるのですが、基本的に頼りにはなりません。
私のいたNPOは、主催者は元刑務官でした。里親などいろいろされていたのですが、こういった団体の運営はしょせん素人です。じきに資金難に陥りました。事務所は経費節約でいつも暗くてこの所長と私の二人しかいませんでした。対象が引きこもりなわけだから、事務所に出てくるわけもないのですが、私はピアカウンセラーということになっていました。
所長は当時まだ一般的でなかったパソコンインターネットで、一日中ネットサーフィンをしていました。目的は資金集めです。というより金儲けの方法を探していました。
ネットにうまい儲け話などありませんよ、と婉曲に言いましたが分からないようでした。
そして、「日本財団」の支援金の募集をみつけてきて、架空の講演開催の書類を私に作れと言ってきました。
「日本財団」は審査が厳しく、且つ結果報告も厳重なのでこれはやばいと思って止めましたが聞きません。自分ではワープロも使えず書類を作れないので私に書けというのです。
私は書類をわざとゆっくり作成して応募締切期限アウトにしました。詐欺の片棒を担がされるのはご免です。
このNPOとは早々にさよならしました。世の中何をするにも資金が必要なのです。無償であなたを救うというのは話に無理があるのですね。親ごさんがお金を取られるだけです。
このテーマはまた取り上げます。
今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。
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