バイクの電子制御
こんにちはミーゴローです。
昨日はとても寒かったです。夜になって急にみぞれが降って来て雨になりました。
昼間は天気自体はよくて青空も見えていたのですが、本当に変わり易い天気です。この調子だとまた凍結防止剤が撒かれてしまいます。せっかく洗車したのに残念。バイクのフライバイワイヤー化
昨日も書きましたが、バイクの電子制御が進化しています。市販車の段階ではライダーの安全フォローに徹しています。ABSなどは義務化されてしまうようです。
対してモトGPでは速さの為の電子制御であって市販車とは別物だと感じます。モトGPのホイールについているセンサーを観れば、市販車のスリットのあるものとは異なり、高密度の信号が焼き付けられた高精度のセンサーであることが分かります。
モトGPでは現在ABSは禁止されていて、主にエンジン出力制御がメインになるかと思います。その中でも、トラクションコントロールは介入度が低くなる傾向にあると聞きました。
去年のシーズン、ハイサイドがけっこう発生したのはそのせいでしょうか。
モトGPが今、市販車とは逆の方向へ向かっているのは不思議なことです。
ライダースクラブ別冊のライテク本で、ボス・ネモケンさんがバイクのABSの起源を書いておられました。なんでもBMWが最初らしくて、中高年のライダーが高性能バイクで追突事故を多発させたことによる事故対策が始まりだそうです。
ドイツの中高年ライダーはリターンライダーなのかベテランライダーなのかは知りませんが、他人事ではないではないですか。
まさに、我々のために電子制御が発生したわけです。
市販車の電子制御がある意味「過保護」なのは、人間の能力の不足をカバーするためだからなのですね。
私のCBRにはABSは無く、トラコンもありません。ほぼアナログマシンです。ABSが無くて機械式バックトルクリミッターなどはモトGPマシンと同じでその点は実に面白いです。
バイクショップのマスターは、このマシンにはトラコンは要らないと断言するのです。それは腕次第という事なのか、バイクの完成度のなのかは分かりません。確かに2速でヘアピンの立ち上がりなど、たっぷりリヤ荷重をかけているときにズルズルっと滑っているのは分かるのです。つまり、私の腕でもトラコンは要らないといえば言えるわけで。スムーズなエンジン特性とSHOWAのリヤサスのなせる業だと実感します。多分、ホンダにはその点自信があったのでしょう。
将来、フライバイワイヤーバイクに乗ったとしてその後も、CBRをコントロールできるのかがバイクライフの課題です。
今日もこのブログを最後までお読みくださり、ありがとうございました。