北方領土2島返還でもありの支持率半数以上の調査!本当?

こんにちわ。ミーゴローです。

この昨日からの雨ですが、道路がなかなか乾きません。不思議な現象です。虫がいっぱい飛んでいて本当に暖かくて助かりますが、湿気が多いのでしょうか。

 

さて、各メディアの全国世論調査をニュースで放送していました。その内容のなかで12月に行われる日露首脳会談についての調査が気になりました。

北方領土問題なのですが、今回の会談の目玉というか焦点でしょう。日本とロシアは70年間領土問題を引きずりながら平和条約が締結されていません。今回の会談で歴史的な大きな進展があるのでしょうか。

 

よく言われるように、メディアによる世論調査というのは信用できません。その前提で今回の調査結果をみると世論誘導の先から今回の会談の落としどころがうっすらと見えてきます。

最初にあっさり予言してしまいます。はずれたらごめんなさい。

つまり、この日露首脳会談で、2島返還を含めたなんらかの合意が成立してしまうかもしれません。

 

大手新聞社やテレビの世論調査で「北方領土4島全部の返還にこだわらない。」、或いは「北方領土2島の先行返還で解決を目指す。」とかいった内容の質問について、8月辺りから比べてこの11月には「よいと思う」という回答がおよそ半数前後になっているのです。なかには半数を超えている調査もあります。

 

さらに、さきの安倍政権によるロシアに対する各国協調制裁破りの一件についても、(さらにウクライナ問題をめぐって、欧米諸国がロシアに対して経済制裁を行う中で、自主的な交渉を進めることについて「よいと思う」52.7%、「よいと思わない」19.9%)という調査結果まで某新聞社の調査結果で出ています。

これらは明らかな世論操作に見えます。

 

明らかに見え見えですよ。まったく。トランプ氏の当選騒動のどさくさもいい追い風になってしまっています。

 

大体二島返還というのは、ずっと前からプーチン大統領が「柔道の引き分けでどうだ。」とかいって提案していました。いまさら何なんでしょうかね。特に大したことではありません。

 

北方領土は日本の固有の領土いうことを知る人は意外に少ない

北方領土が日本の固有の領土である、ということを知らない人は意外に多いのです。教師の大規模な研修大会がありまして、領土問題について会場に質問したところ、「北方領土は日本の固有の領土である。」ということを知っていたのは何とたった60%だったので大変驚きました。

 

一般の方々でしたら、おそらく双方言い分があってそれを話し合っているのだろう、とか思っていらっしゃるのかもしれません。

ざっとここで概要を申し上げますと、北方領土4島は戦後の日本のポツダム宣言受諾後に、日ソ中立条約(にっソちゅうりつじょうやく)をソ連が一方的に破棄して北方領土に侵攻し、短期間に占領してしまった不法領土占拠なのです。これが70年続いているわけですね。

 

安倍政権のお手柄、功績になる危険

個人的な意見ですが、ロシアは条約破りの常習です。今回の会談で安易な妥協による成果は安倍首相の手柄にはなりこそすれ、日本の領土問題の将来にはプラスではないと思います。

 

きょうもこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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