大黒摩季さんのライブ「O」のときにもらったシャンペン

瞳の独り言

大黒摩季さんのライブツアーが来年春から始まります。

こんにちわ。ミーゴローです。

もう10年以上の前の話、大学院を修了しました。でもいくところがありません。いろいろ大学内の教授間の派閥抗争に巻き込まれて、修了といっても結果は大学を追い出された格好です。

まったくドラマのドクターXの世界です。内定が決まった予備校講師はなぜかドタキャンを食らいました。絵画制作発表のための公募展もそれまでの連続入選がバッタリと止まりました。何かが変でした。

完全に干されて潰されてしまったようです。

周りでは、私や私と同様に教授とトラブルになり追い出された後輩たちのうち、誰が一番はやく自殺するかと固唾を呑んで見守っているかのような状況でした。

しかし私はいわば核爆弾でした。大学のスキャンダルを握っていたのです。普通なら安全のために私を研究助手なりにして確保した派閥が大学での地位を安泰にすることができるわけです。

ところがそうはいかないのが人間の性。感情がそれを許さないのです。私は全ての派閥から嫌われていました。

ここまで、まるでドラマのようですが、これ本当の話。

私がもし事故死にしろ自殺にしろ死んだなら失脚するであろうと予想される人がいました。

また、私が死ななくてもこのゴタゴタはいずれ関係者に死人を出すだろうとは思っていました。

今はボケてしまった母親に秘密文書を託しておきました。そうするとかかりつけというのも変ですが、なじみの弁護士に勝手に相談し、何もするなと念押しされてきました。

私は別に恨みもなにもなかったので、なにかをするつもりもありませんでしたし、何もしませんでした。そして今現在、なぜか私が死なずに生き残り、逆に教授のひとりが自殺して死んでしまったり、私を裏切り者だと憎んでいた教授はボケて廃人になったりしてしまいました。

世の中そんなものなのでしょう。しかし私もおそらく遠からず同じ運命のような気がします。とても家族を持てるような状況ではありません。

今日はいきなり変な話で恐縮です。

大黒摩季さんのライブ

ちょうどこの時期、大黒摩季さんのニューアルバム「O(オー)」のツアーライブが始まりました。

私はそのときなぜか財に余裕がありました。投資の才があるようです。しかし職はありません。やることがありません。引きこもりの人たちと同じです。お先真っ暗です。

将来が全く見えません。ただひたすら深夜、誰もいない街をスクーターのホンダリードに乗りながらヘッドホンで大黒摩季さんのアルバムを聞いていました。

(これ意外に心が救われます。お勧めします。)

ライブのお土産

ライブに行きました。ファンクラブの友達もできました。

ああ、ライブははしごするのです。最初は地元と東京だけのつもりでしたが、ライブというのは一度いくともう一度いきたくなります。結局、ファンクラブの仲間から定価であまりのチケットを譲ってもらったりしてほとんど全部行ってしまいました。

そのとき、「マキシャンロン」というオリジナルの小瓶のシャンペンをもらいました。全部の会場ではなくて、二つの会場だったかな。ラベルもオリジナルです。

何かいいことがあったら開けようかな、とか思ってずっと保管していたのですが、破裂もしないで今も未開封のまま保管状態です。年代ものになってしまいました。

特にいいことも無かったかな、やっぱりこの10何年。

出会いがあって、この人と一緒になれたら開けようとか思ったりしますが、何か違うような気がする。結局運命の人なんて幻想なのだと悟っています。

モトGPレーサーが表彰台の上で乾杯するようなものともまた違う。

どうも分かりません。本当に嬉しいこと、大事なことって一体何なんでしょう。

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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