奈良の大仏商法。

こんにちわ。 ミーゴローです。

昨日の夜というか今日の夜中はバイクではもう寒くて大変でした。奈良街の自販機でホットコーヒーを買おうとしました。

するとですね、この夜中に先客がいるのですよ。昼間に見るならごく普通の男性なのです。めがねにシャツ姿の30代前後。しかしこれが深夜の奈良街で一人で歩いているとちょっと不気味。何者なのだろう。とか思ってしまいます。スマホを見ながら缶コーヒーを買っていました。

 

私もその男性が去った後、缶コーヒーを買いまして指などを暖めていると後ろに気配を感じました。なんとその男性がまだ近くにいて、すぐ近くのベンチに腰をおろしてタバコに火を点けようとしています。

「何なのこいつ、せっかくコーヒーを飲もうとしているのに、私の好きな静かな深夜の奈良街でバイクを止めて休憩しようとしているのに。」、近くで一服されたらたまったものではありません。

しょうがないので急いで飲んでその場を立ち去りました。

 

猿沢池という興福寺の近くも私のお気に入りなのですが、ここはさすがによく女性の先客がいます。池の周りにぐるりと手すりのようなベンチがあるので十分距離をとって座ればお互いのテリトリーを侵害しません。ただし、タバコのおっちゃんが来ると台無しです。まじで本当に100メートル離れていても匂います。時代劇にあるような「うん!火縄の匂い!火薬の匂い!」とかいうの、あれ本当だと思います。まったく、このタバコ。個別諸費税をおもいっきりかけてほしいものです。

 

大仏商法・自販機の空き缶入れを置かない奈良のひと

さて、奈良にリニアがくると一部の人たちは大喜びなのですが、この奈良という観光都市。京都との大きな相違点というか特徴に「大仏商法」というのがあります。

昭和の昔、奈良がまだ修学旅行生その他の観光客で混雑してにぎわっていた頃。旅館というか主に旅館のサービスの悪さときたらそれはもう今の広島厳島と同じです。

 

何せ、サービス精神ゼロ。お客は次から次へとやってきます。「うちは別に嫌なら来てもらわなくてもいいんですよ。」という態度。この傲慢なふんずりかえった態度が大仏ににているというので「大仏商法」とか言われています。

まあ、これに関しては、京都でもありますが、奈良はなんかよそ者に冷たいのですよ。

さすがに最近のさびれようときたら天罰なんでしょうかね、猿沢池という興福寺五重塔を望む有名な絵葉書の一等地があるのですが、そこにあった旅館もつぶれました。大きな旅館が二つあったのですが残っているもうひとつのも閑古鳥、ロビーも汚いのでこれももうじき終わりでしょう。外国人も来ません。

名前は出しませんが、自販機をたくさん並べている旅館です。外壁もかなり汚れています。ここで働いているおばはんが感じが悪い。ある日、その旅館の缶コーヒーを飲んでから、たまたま掃除をしていたその旅館のおばはんに手渡そうとすると、ぶっちょう面で黙ってチリトリをこちらに差し出すのです。これに入れろという意味らしいです。「毎度おおきに」くらい言えんのかい。

 

 

 

 

 

奈良観光での注意点、以下に二・三挙げます。

この旅館だけではないのですが、奈良の根性悪のひとつがこの自販機なのです。なんと空き缶入れを置かないのです。これは奈良公園付近一帯の旅館、みやげ物屋などの特徴です。

自販機を置いておいて、空き缶入れを置かなければ当然の結果としてお客は空き缶の処理に困ります。だから、空き缶は自販機のそばに置いていくしかありません。そうして下さいと敢えて言います。これはマナー違反ではありません。さすがに若い子でも猿沢池に捨てる子はいません。その旅館が悪いのです。

 

実は奈良県の条例で、この奈良市の観光地一帯は自販機設置者は空き缶入れを設置する義務が課せられているのです。だから、空き缶の回収掃除義務は自販機設置者にあります。

 

小学生の修学旅行生に一生消えない心の傷を負わせた土産物屋のババア

また、この猿沢池には春日大社参道にそった屋台のような土産物屋があります。小学生の修学旅行生を対象にしており、小学生の食後の散歩自由時間に合わせて夜だけ開店しています。

置いているものも当然大したものはありません。

 

さて昭和の頃の話なのですが、修学旅行の小学生の女子の一人がこの店でみやげ物を買い物しようとしました。500円玉を出してお釣りを下さい。という状況で、何をぼけたのか店主のババアが「あんた!100円玉出したやろ。何だましとんね!」とかとんでもないことを言いました。この一件は担任教師が新聞に投書しました。教師は「この子はそんなことする子じゃありません。」と言ったそうですが当然です。この子は泣いていたそうですが、当然です。修学旅行で一生消えない心の傷を負わされてしまいました。

 

やたら威張る東大寺大仏殿の雇われジジイ

巡礼の旅とかあります。西国三十三箇所ではないのですが、東大寺大仏殿にいる札書きのジジイ連中。大変感じが悪いです。ご注意ください。

とにかく偉そう。お札を書いてやっているという態度。東京からのお客を案内したときなど、あまりの無礼さに怒ってやろうかと思ったほどです。

 

これとよくにたのに、春日大社の神事の手伝いをしているジジイ連中。こいつらもなにを思っているのかやたら偉そうで、火にあたって暖をとっている一般の観光客に暴言を吐きます。「お前ら勝手に座っている丸太。ちゃんと方付けとけよ!」

一度、猛烈に腹が立ったので私は関係ないけど睨み付けてやりました。このジジイ連中、寺や神社の人間ではありません。自分たちが偉いと勝手に勘違いしているだけです。

 

文化人ぶった自己中のおっさん連中

奈良街はネコがいて学生時代から大変好きで、よく昼夜散歩していました。

奈良街に住む人たちも街の歴史を誇り、ほとんどの住人はまともだと思います。

 

ただし、中には我こそは奈良街の文化を守る文化人だぞ、といわんばかりの風体ながら大きなランクルを商店街の出入り口に駐車したり、ほとんど傍若無人のような連中もいます。

わたしが唖然としたのは、春日若宮おん祭りという大事な神事に、若宮様がお通りになるご参道にクルマをとめる馬鹿連中がいました。これはさすがに観光客だと思いたいのですが、あごひげをたくわえたいかにも文化人なんだぞという風体で巨大なランクルをご参道に駐車しているのです。奈良街付近ではクルマの路上駐車はご法度ですよ。

 

バスの運転手

社名は出しません。とにかく無礼で不親切。中にはいい人もいますが、若い運転手にご注意してください。

 

変わろうよ奈良

毎年、暮れの全国高校ラグビーの時期になると、高校生は花園に便利なこの辺りに宿を取ります。公園で高校生のラガーたちが軽く練習をしています。暮れの風物詩です。

全部が全部昔のようなひどい店ではありません。そんな店は当然潰れていきます。

若い人が奈良街でいろいろイベントをしています。「にゃらまち猫祭り」のような、粋なイベントをしましょうよ。少しずつではありますが、変わっていって欲しいです。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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