史上最年長チャンピオンを目指せ!ロッシ

こんにちわ。ミーゴローです。

今日は暖かくなりそうなのですが、我が家のヤモリたちはすでに冬篭りに入ってしまったのかここのところ全く見かけなくなりました。さびしい感じです。

 

さて、茂木日本GPの続きですが、日本のファンというのはマナーがいいですね。ここのところずっとしかめっ面のロレンソが笑顔を見せました。ロレンソのファンの映像が国際映像に流れたのを見たのでしょう。

マルケスのファンもいてサインをねだっていました。マルケスはファンサービスがいいですね。好青年です。

 

さて、このレースでマルケスは史上最年少で最高峰クラス3度目の年間タイトルを獲得しました。

まったく凄い逸材だと思います。ロッシ自身も認めているようにロッシの記録も塗り替えていくことでしょう。

 

最年少ばかりがすべてじゃない

お気づきでしょうか、この若き天才マルケスが最高峰にやってきて、一方生きるレジェンド・ロッシがヤマハに戻ってからのこの数年の状況というのは、レース史上稀に見る特異な状況だということを。

つまり、最年少記録保持者と最年長記録保持者が一緒に最高峰でレースをしているのです。

 

これの意味するところは、先のレースでのマルケスの「史上最年少最高峰クラス3度目の年間タイトル獲得」のような偉業が見られるとともに、史上最年長のロッシの最高峰クラス年間タイトル獲得の可能性も存在しているのです。

 

これは、まったく凄いことではないですか。我々は今、二人の天才が競うもっともエキサイティングなシーンを目撃しているのです。

 

ところで、史上最年長の最高峰年間タイトル獲得者というのは、今調べても分からないのですが、ロッシならやれそうな気がします。

今現在、すでに最高峰クラスにおける最長命なのだそうで、優勝回数では今シーズン第4戦のスペインGPでの優勝で、最年長優勝ランキングにおいて、9位に浮上したそうです。

 

世の中最年少ばかりが偉いわけじゃない、最年長記録も偉大です。まったくロッシはどこまでいくのやら。期待しましょう。

 

茂木にはマーシャルバイクがいなかった

ところで、茂木にはBMWと思われるマーシャルバイクがいませんでした。残念です。あの2台がはしっているところ写してくれないかな。

ホンダのホームコースだからのでしょうか。でもBMWのマーシャルカーは走っていたような、というか新車発表までしていたような気がします。

 

意外に速い二輪

さて、棒掲示板に書かれていたのですが、茂木のモトGPコースレコードがスーパーフォーミュラから10秒以上遅くて、F3よりちょっと速いだけじゃないか。とかいうことが書いてあったのですが、これには私は驚きました。

速いのですよ、モトGPが。茂木のコースが二輪、四輪とどう違うのかは知りませんので、鈴鹿のレコードを調べました。

 

鈴鹿サーキット四輪用フルコースでSUPER FORMULA のコースレコードは2014年アンドレー・ロッテラー1分36秒996( SF14 TOYOTA RI4A)ということです。

今、鈴鹿でモトGPはありません。2003年のモトGPテスト記録によりますと、46バレンティーノ・ロッシ( HONDA REPSOL HONDA)の 2分04秒170ということです。

 

この二つを比較すると28秒の差があることになります。大体鈴鹿ではF1マシンなどのフォーミュラーマシンとのタイム差は30秒前後になります。だから、この差はこんなものなのです。この頃のモトGPの最高速も鈴鹿で320km/h程度でした。

 

ところが、その後コースは大幅に変更改修され、さらに二輪用と四輪用とが別になりました。二輪用にシケインが増設されタイムが出にくくなっているのです。

にもかかわらず、2015年JSB1000 中須賀 克行選手の YAMAHA YZF-R1は 2’分05秒.192を出しています。

 

推測に過ぎませんが、最新のモトGPマシンで鈴鹿の四輪用コースを走ったならばその差は大幅に縮まっているということになります。

大きなウィングをつけたSUPER FORMULAマシンは二輪にタイムで勝って当たり前です。一説このSUPER FORMULAマシンはコーナーリング速度はF1と変わらないと聞きます。それが、ダウンフォースをほとんど持たないモトGPマシンに10秒程度まで迫られるとなるとこれは大変なことです。

 

今のモトGPマシンなら鈴鹿の裏ストレートは一体何キロ出るのでしょうか。

 

ちょっとした想像の世界でした。

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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