雨の日のバイク乗り

こんにちはミーゴローです。

私の地方では今日、明日は雨が降るらしいです。スクーターというのは雪の日以外は特に気にせず乗れますので、この点本当に便利だといつも思います。少々汚れても気にならないし、ときどき整備に出す前にホースで水洗いする程度で結構きれいなままです。また、スクーター用のタイヤというのはウェット性能もよく温度依存性もありませんので安心感があります。

前にCBR1000RRに乗りだして間もないころ、ツーリングに出かけてすぐに雨が降り出しました。バイクやツナギが汚れるのはいやですし、何よりウエット路面を走ると低速ハイサイドの恐怖を感じます。そろりそろりと家に帰りました。
ずっと昔、鈴鹿サーキットでワイン・ガードナーがピットロード出口付近のクランクでNSR500を派手にハイサイドさせたのを見たことがあります。幸い転倒はせず、そのあとすぐに怒り狂ったようにバイクをウイリーさせて1コーナーに走っていきました。タイヤが冷えていたのだと思いますが、ガードナーだからハイサイドから転倒せずに回復できるわけです。youtubeなどを見ると、低速ハイサイドでけっこう転んでしまう人がいるようです。ハイサイドというのは、まったくあっという間で人間の反射神経では対処できないのでしょう。

スクーターといえども、雨では転倒に注意しなくてはならないのですがハイサイドを起こすほどのパワーはありません。フラットトラックのフォームで走るとタイヤがスライドしてもコントロールできます。スライドの感覚も身に付きます。滑りすぎたり、急に限界がきたら足をつけばいいのです。中年のわたしでもまず転びません。運動神経にしっかりタイヤがスライドする感覚を刷り込んでおきます。

いろいろなバイク関連のサイトで先生方が言われるように、普段からライディングテクニックを意識しておくといいと思います。いざというとき、思考以前に体が勝手にカウンターを当てたりして対処するようになります。

 

雨・夜間の視界不良要注意

雨で一番困るのは、帰宅時夜間の走行時です。対向車のヘッドライトでシールドの雨粒が光って何も見えません。

シールドにワックスを塗ったり、撥水コートをしたりしましたがほとんど効果がありません。しょうがないので雨のときはシールドを上げて走っていました。

レースを観る方ならご存知でしょうが、レーサーは虫やごみでシールドが汚れると、捨てシールをちぎって捨てて視界をクリアにします。私もそれを真似して去年の春から夏場、食品用ラップをシールドに貼りました。非常にかっこ悪くて目立つらしく、車のドライバーや歩行者が振り返るのですが、効果有りです。

さらに驚いたことには、雨の夜間の視界が非常に良くなるのです。

この効果というのは、決して水滴が無くなるわけではないのですが、水滴が小粒で小さくなるのです。結果、意外に視界がよくなって、何もないシールドのように光の洪水状態にはなりません。そして雨が激しくなると、速度が遅くても水滴がどんどん流れていきます。以前使っていた撥水剤より効果が大きいのです。
ラップをシールドに貼るのはコツがいりますが、少々しわが入っても大丈夫です。興味のある方はお試しください。

 

今日もこのブログにおいでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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